少し時間差で、思いがけないタイミングでクライアントさんからお便りをいただきました。今回はブログにてご紹介させていただきます(ご本人の了承をいただいています)。
カウンセリングを受けている時期だけでなく、終結後も時が経ってもなおご自身の気づきは深まり、
自分らしく生き生きと過ごす日々を歩まれておられる(走っておられる?)お姿が目に浮かぶようで、
i Presence(自分らしくそこにいること)をサポートさせていただいた私としても、
心の中がぽかぽかとあたたまる感じになりました。
☆オーダーメイド型カウンセリングを受けてのご感想(30代 女性)新着
*通算5回のセッションで終結
1.カウンセリングを始めた時期の状況と変化
2.カウンセリングの中で印象的だった体験など(カウンセリング、マインドフルネス、
トラウマに対する心理療法(ホログラフィ・トークやEMDR)など)
3.コンサルティング(助言や提案)の要素で、役に立ったもの、役に立っているものなど
4.心理カウンセリングの中の雰囲気、居心地について
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世界の全てが恐怖に感じ、寝ても覚めても恐怖心でいっぱいだった当初から、今は、「世界ってこんなに美しいのか」と感じることが日々増えています。
おいしいものを食べたとき、子供と手をつないだ時、仕事が終わった時。そんなささいな出来事でも、喜び感じ、心が温かくな ることが増えました。
< 先生のカウンセリングを受けたはじまりと、感想 >
妄想、幻聴、そういったことが出てきたこと。恐怖の日々。何が何だかわかりませんでした。 私は、社会福祉士ですので知識も少しはありました。
ある日、ある本の「あなたは楽しんでもいいんだよ」という言葉を見て、過呼吸と全身の毛穴 が逆立つような感覚、恐怖心と死ぬかもという迫る感情におそわれました。
「私は、子供を幸せにしたい、できていない。離婚もした。私はだめだ。こんな母親でごめんなさい。楽しんじゃだめだ、我慢しないといけない・・」 そんな気持ちでした。 抑えて忘れていた感情。
これは自分のものだと気が付いた時、医療に行く前に、自分の心と向 き合う決心をしました。 ただ、一人で向き合う怖さ。どんな感情が出てくるかわからない。
そこで、プロの力が必要だと思ったのです。 自分でも忘れてた感情なので、所々で見かける「無意識」「潜在意識」にアプローチしてくれ るカウンセラーを探したところ、新井さんをHPでみつけ、扉をたたきました。
新井先生の、「自分の中に置き去りにしてきた自分に気が付いてあげる」いう言葉をはじめ、 トラウマ治療、ストレスに対する人間の対処方法など、カウンセリング前に分かりやすく説明してもらうのですが、内容が腑に落ちる話が多くあり、私はここしばらく自分と確かに向き合 ってこなかったと思ったとともに、新井先生を信じようと決めました。
計5回のカウンセリングを経て色々なことに気が付きました。
*子供時代のクラスからの孤立をひきづっていること、それに対し、親に申し訳なく思ってい たこと。
*色々な罪悪感から、自分の娘と向き合えなかったこと
*離婚した相手のことを悪く思っていましたが、本当は会いたくて仕方がなかったこと
*祖母が自死したことを、福祉職の自分が助けられなかったと強く強く自分を責めていたこと
*母がアルコールに走っていることを、自分の離婚や挫折のせいだと思っていたこと
心理療法で印象的だったのは、イメージで時計をまわして止まったところの年齢の自分が出て きたところです。
本当に、「11歳」の私が出てきたのには驚きました。「ネガティブを悪者 にしない、必要だから生まれた」という話からは、私は子供のときから、いい子でいたい、い い人でいたいと、悪口を言う自分に嫌悪感を感じて、わりかし性善説で生きてきました。
そんな私でいることも、もう限界を迎えたのだろうかと先生と出会ったことで、ネガティブに対す る考え方も変わった気がします。
11歳の私は、きっとずっと長い間、自分の存在に気が付いてほしくてしょうがなかったのだろうと。これまでは自分にとって嫌な思い出、思い出したくない思い出でしたが、今では一人で苦しんでいた子供の私に愛おしさすら感じています。
自分の過去って、黒歴史だとかいやな 思い出とか言いがちですが、一歩引いて見つめてあげる視点も学びました。
新井先生と出会って、自分の過去、ネガティブな部分にもコンパッション(慈悲)をむけることがはじまりました。
もちろん、あの時、どうしてあんな現象が起きたのかも、今では何となくわかってきた気がし ます。「心の悲鳴に気が付いてくれよ、もうキャパオーバーだよ」という逆に、現象から私に 対しての慈悲だったのかもと。
先生は、強いストレス、ネガティブがあった時に、人は生きるために切り離す。でもずっとは切り離してはいけないと。
カウンセリングが終わって2か月ですが、家族からは「いつもイライラしていたアナタが、昔のおだやかでやさしいアナタに戻った。」と言われます。(あれから幻聴、妄想もありませんし、病院もかかってません)
子供に対しても、イライラすることがとても減って、向き合うことができるようになってきました。何より、子供といる時間が癒しの時間に変わったことがうれしいです。(でももちろん、いらっとしたり、大声で怒鳴りつける時もあるし、そんな私に対していたわってます)
そして、今でも心と向き合う旅路は終わっていません。
先生に進められた本を参考にしながら 、(コンパッション、マインドフルネス)心や感情のことを学んでいます。 私は、心にため込んだ傷、気持ちをはきだして、自分の人生をもっと豊かにしたいのです。
5.オーダーメイド型カウンセリングを受けることを検討中の方へのメッセージ
新井先生は、 私の辛さ、葛藤に寄り添って、一緒に走ってくれました。 自分の苦しみを、一緒にもって走ってくれる人がいるというのは大変心強いものです。
自分はどこで、何を感じていたのか、より深く見つけるためにカウンセラーの力は必要だと感 じています。 新井先生は、幅広い分野に注目して色々な知識を得ている方なので、色んな角度の話を聞くこ とができました。 何よりも、志のある先生です。(HPからもわかると思いますが)
最後に「信じてくれてありがとう」と言われました。私も先生を信じて良かったです。 カウンセリングを検討されている方は、彼を信じて大丈夫です。 きっとどなたでもあると思うんです。過去の傷。
カウンセリングの帰り道、いつもよりも田園風景が色鮮やかに見えたこと、自宅に帰った時、何十年ぶりに帰ってきたような(本当の私に戻った?)感覚・・ 体感は人それぞれでしょうが、心がほぐされる感覚を、ぜひ多くの方に味わってほしいと思っています。
自分の傷んだ心と向き合うのはとても苦痛なことですし、強い反発もある気もしますが、その先には新たな発見と喜びもあると思います。 新井先生のカウンセリングで、本来の自分をみつけ、幸せに生きる人が一人でも増えるよう願っています。
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心のこもったご感想をありがとうございました。
これからの旅路を心から応援しています。
写真:カウンセリングルームのすぐ近くにある公園(2020年7月26日に撮影)
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